[ 所属: 財団法人未来工学研究所京都大学大学院医学研究科、明治国際医療大学、International Institute of Health and Human Services, Berkeley, U. S. A. 、全日本鍼灸学会、日本統合医療学会、日本未来学会 ]
小野 直哉
 

「呼びかけ」みなさまに向けての発起人からの一言

2011年3月11日に発生した東日本大震災は膨大な人的被害をもたらした。広域にわたる公的機関や人材の被災、交通網の寸断や停電などにより、日本の様々な現行システムの無力さと問題点が大きくクローズアップされた。さらに、長期化する避難生活、先行きが不透明な原発問題等によりストレスが増加する中で、広範かつ膨大な数の被災者および支援者の心身両面にわたる長期的ケアが、新たな社会的課題になりつつある。これまでエネルギーや経済問題から「持続可能な社会」に脱皮しなければならないと言われていた我が国は、この度の未曾有の災害により、様々な現行システムを乗り越えた「持続可能な日本」の創出が待ったなしで迫られている。